254. 右矢印キー[→]のとなりに、Insertキー(テンキーの0)
- 2020年06月25日
- その他
デスクトップ用のキーボードを使いなれている身で、テレワークで使うノートブックのキーボードは、タッチパッドを含めて、非常に使いにくいものです。
今どきのMac用キーボードにはないようですが、Windows PCのテンキー付きキーボードには、Insert(挿入)キーなるものがあります。文字を入力する際に、「挿入モード」と「上書きモード」を切り替えるためにあるものです。デスクトップ用のキーボードは、おおむねInsertキーが独立した1つのキーとして存在しますが、ノートパソコンのキーボードでは、[→]キーの横の「テンキー0」にのみ割り当てられていることがあります。矢印キーを押しているつもりが、いつのまにか0[Ins]キーを押してしまうと、意図せず「上書きモード」になっていて、変換して確定した文書で、今まで書いた文章が消える!という不幸に見舞われます。
矢印キーとテンキーの間にほとんど隙間がないことも、押し間違いが発生してしまう原因の一つではあります。また、Num Lockがされていない時は、0は[Ins]キーということを知らないと、なぜ・いつ「上書きモード」になったのか、気が付きにくい、ということになります。
[Wordのオプション]の[詳細設定]やレジストリ操作で、Insertキーを無効にする方法もあるようです。押し間違いを連発する方は、試してみる価値があるかもしれません。
また、[→]キーとテンキー[0]の隙間が狭いMacのキーボード等でも、意図しない「0の混入」の事故にも注意が必要かもしれません。
Copyright secured by Digiprove © 2020※このコラムおよび、コラム中の文章、画像、動画の無断転載および複製等の行為はご遠慮ください。