73. 傍点(圏点)が大きく見える
- 2015年03月04日
- 用字用語
横組みの専門書で傍点を使うことがあります。InDesignでは黒丸系の傍点は「黒丸」と「小さい黒丸」の2種が用意されていますが、「小さい黒丸」でも大きく見えてしまうことがあります。
原稿を作成するときに使うことの多いWordでは傍点が小さい(ナカグロ程度)ので、それと比べて大きく感じてしまうこともあるようです。組版・校正は、原稿と組版指示どおりに行う作業なので、必然的にそのように感じてしまうのかもしれません。
そもそも傍点を付けるのは、読者の注意を求める・強調するためのものなので、「小さい黒丸」程度の大きさがある方がよいのかと思います。
InDesignで傍点を「小さい黒丸」より小さくする方法は色々あるようです。
具体的に“直径1ミリに”または“ナカグロの大きさくらいに”等の指示をすれば、好みのサイズにすることもできます。
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