7. 校正記号:指定の位置まで文字・行を移動する


この記号を正しく使えていない校正紙を見かけることが度々あります。

特に、文字・行を凹ませる方向に移動する記号の誤用が目につきます。もし誤用されていても、ほとんどの場合は、赤字の意図は類推できるのですが、オペレータに正確に伝わらない場合もありえます。

まずは、以下の図のように、この凸凹の記号をセットで覚えると、間違いがなくなります。両方の記号を使うと、文字・行の先頭と末尾をそれぞれどの位置まで移動するかを明示することができます。

”、””は、凹んでいるものを飛び出させる場合に使う記号(上げる場合にも、下げる場合にも使う。飛び出させる方向に矢頭””、””をつけてもよい。)
”、””は、飛び出しているものを凹ませる場合に使う記(上げる場合にも、下げる場合にも使う)
※ 言葉だけでの説明は難しいし、混乱を招きますね。

図版中のキャプションの位置を移動する場合などには、両方の記号をセットで用いると、オペレータに正確に意図が伝わります。ただし、両方の移動先の位(または移動する量を正確に指示する必要があります。また、字上げ、字下げの場合とも、片方だけでもよい場合も多いのですが、両方使うことにより赤字の面積が増えて、オペレータの目に留まりやすくなります。

文字・行など全体をそのまま移動する場合、全体をそのまま移動することが明確なと(見出しなどの語句のかたまり等は、片方だけの記号で指示することが可能です。

以下の場合も、片方の記号だけで書くことになっています。

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