18. 省略のピリオド


一般的にはピリオドと呼ばれる“ . ”ですが、同じものがインターネットのURLではドット、昔はポチと、色々な呼び名があります。組版の現場では、様々な省略のピリオドに日々出会いますが、専門書・カレンダー等の以下のような部分でよく見かけます。

● p. = page
pp.1-10のように、複数ページの場合は“ pp. ”とすることもあります。

● 引用・参考文献リスト中の欧文表記の人名
【例】Fujiwara, S.
ファーストネーム等を“大文字1文字+ . ”で省略表記することがあります。
その他の執筆者を省略する場合に使う“et al.”でも、省略のピリオドが。

● 英文の月名の略称形
JAN. FEB. MAR. APR. MAY JUN.
JUL. AUG. SEP. OCT. NOV. DEC.
5月のMAYだけは、元々3文字なので省略のピリオドは付きません。

省略のピリオドは、U.S.とUSのように、そのピリオド自体を省(書かないという流儀もあるので、上記のような表記が適切かどうかは、その出版物の執筆者・編集者の考え(朱字等によるので注意が必要です。

朱字でピリオドを書くときは、中(中点“・”と誤認されないように、校正記号と合わせて“”と書くと区別ができます。欧文表記の人名で片仮名とアルファベットを混在して表記する場合等、ピリオド、中黒とどちらもありえるように見える場合は、特に注意が必要です。

DTPで修正や校正の仕事をしている方は、ゲラの朱字でピリオドが書かれているのか、いないのか微妙な時は、省略のピリオドの可能性があるかどうか、ちょっと意識してみるとよいかもしれません。

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