158. 見開きPDF中単頁のプリント


原稿や校正紙は、同じサイズで同じ向きであると、扱いやすくて便利です。B4サイズにA4サイズなど、違うサイズのものを混ぜると、揃えてクリップで留めることにも難儀します。また、向きが違うものも、内校正の時に90度回転して正向きにするのは少し面倒です。当たりまえのことでも、このようにできないことが時々あります。

出版物の校正は、PDFでやりとりすることも多くなっています。A5サイズやB5サイズの語学書、専門書では、見開きPDFでやりとりすることもあります。版元へは、PDFからプリントして見開きの校正紙を提出します。そんな時、Adobe Readerで普通「向き:自動縦/横でプリントすると、各ファイルの先頭・末尾の単ページが長辺と長辺が揃うように回転して、校正紙の体裁が悪くなっていました。

 

向きの設定「横にすると、単ページも同じ向きにはなりますが、左上原点に揃ってしまい、横組み・左開きの本では、本来右のページが左側に寄ってプリントされるのも、何か違和感があります。

Adobe Reader Ⅺで、以下のようにすると、先頭・末尾の単ページが見開きページと同じ向きの天地左右中央にプリントできること(やっと?気が付きました。

 

印刷-ページサイズ処理「ポスターを選択する。向き「横にする。もともと、大きいサイズのものを複数枚の用紙に分割して印刷する機能ですが、印刷するPDFの天地左右サイズがトンボ込みで、プリントする用紙に収まれば、1枚でもプリントが可能です。念のため、用紙を選んだ後に、倍率「100%であることを確認します。
(ただし、上記は組版の現場で使用する富士ゼロックスとEFI Fieryの2つのプリンタドライバでの結果です。)

~おまけ~
章毎に原稿が入稿するものでは、章毎にInDesignファイルを分けて組版します。そんな案件で、全頁をすべて見開きでプリント、というオーダーが入ったことがありました。章扉が入るようなものでは、先頭・末尾は単ページになりますが、全ページをPDF化したものを、再度InDesign1ファイルに貼り込んで、PDFを書きなおす、という作業が必要になります。

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