33. 9月の国民の休日
- 2014年04月11日
- その他
組版の現場では、シーズンになると手帳・カレンダーを数多く作成します。
来年(2015年)のものを作成していて、9月に土・日・月・火・水の最大5連休(シルバーウィークなどという呼称もあるようです)があり、まだ先のことですがよい気分になります。
「国民の祝日に関する法律」の3条3項に、「その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。」とあり、祝日に挟まれた日が休日となります。
手帳・カレンダーでは、ただ「休日」、または以前から使われている「国民の休日」と表記しています。
2009年の9月に、同じように敬老の日と秋分の日に挟まれた22日(火)が休日となり連休となりました。関連の会社も休みになるところが多く、仕事のやりくりが大変だった記憶があります。2015年の次は2026年9月22日が祝日に挟まれて休日となり連休になる見込みのようですが、かなり先の話です。
国民の祝日としての「春分の日」と「秋分の日」は、毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項(れきようこう)が発表され、正式に決まることになっています。「暦要項」には、国立天文台が推算した翌年の暦(国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、朔弦望*等)が掲載されています。国立天文台の暦計算室のWebサイトにPDF版があります。
* 朔弦望(さくげんぼう):新月・上弦・満月・下弦の月日・時刻が掲載されています。朔(さく)は新月、望(ぼう)は満月のこと。
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