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36. 単ペー(1ページごと1ファイルのPDF


書籍・雑誌のページ物の組版で「単ページのPDFを納品データとして指定されることがあります。1ページごと1ファイルのPDFを指定する理由*は、後工(プリフライト、データ面付けでの都合があるようです。組版の現場でも、安定して出力する手法の一つとして場面に応じて単ページのPDFを使っています。

*雑誌広告等でプリフライト等の都合上、複数ページのPDFを禁止しているところもあるようです。

組版の現場の後工程、出力の現場の出力前検査では、出力時のトラブルを発見することがあります。以下のようなトラブルを回避する対処療法的な方法として、この単ページのPDFがとりあえずの解決策となることがあります。

・マスターページで見開きにまたがって作られている罫線等のオブジェクトが、消えてしまっ(見開きで出力された見本のカラープルーフと同じように出力されなかった

・マスターページにあったオブジェクトを一部削除したページで、削除されていたオブジェクトが出てきてしまっ(見本のカラープルーフと同じように出力されなかった

・合成フォントを使用した部分で文字化けが発生した。

上記の出力トラブルは、InDesignから直接PDFを複数ページで書き出す時に起きているものです。これを、不具合のあった該当ページのみを単ページのPDFで書き出すと、不具合が再現しな(=見本のカラープルーフどおりに出力されることがあります。

複数ページで書き出すPDFでは不具合が出て、1ページごと1ファイルで書き出す単ページのPDFでは正常というわけです。それならば、不具合が起きた同じ条件の仕事をする場合は、予防策としてInDesignから直接PDFを書き出す際、スクリプトで1ページごとに1ファイルとなるようにPDFを書き出して、面付けの必要に応じて、1ページごとのPDFをつなげて複数ページのPDFにする、ということも行います。

「単ページという言葉ですが、一般的に「見開きに対する言葉として使われることが多いので「複数ページに対する意味で使う場合は「1ページごと1ファイルのPDF等と指示したほうが安心です。

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