216. Excel関数 VLOOKUP


Excelの関数をひとつ学びました。Excelの数式では、SUMやROUND、+-*/しか使うことがなかったところからは、ほんの少し進歩できたでしょうか。総務・経理のExcel中級者に言わせると、まだまだ初級レベルのようですが。

やりたい事は、部門の月次の売上を作業カテゴリ毎に集計することです。MS-DOSの頃のリレーショナルデータベー(桐!では、なんとなく出来ていたテーブルを参照するデータ処理が、Windowsになって以来できなくなったという退化を、二十数年後にようやく克服できました。基幹システムでは、外部のプログラマーに直してもらうと、それなりの費用を請求され(かもしれない案件です。

元になる作業コード別の売上データは基幹システムか「作業コード,作業名,売上金額をExcelに落とせるので、そこからの集計作業となります。基幹システムには入力されていない、作業カテゴリを作業名毎に関連付けたテーブルを参照して、集計用のデータを作成します。

【作業カテゴリTBLより文字列を得た「作業カテゴリの列で、VLOOKUP関数を使います。

=VLOOKUP(E5,A$5:B$14,2,FALSE)

◆ 引数
1番目[検索値] : 検索ワードが入っているセルの指定
2番目[範囲]  : 参照する【作業カテゴリTBL】全体(色アミ部分)を指定。この範囲の左端1列目が検索キーワードとなる。ドラック&ドロップでコピーする際に、行番号を固定するために(F4キーで)$を付加
3番目[列番号] : 指定した範囲のうち、値を取得する列番号;2
4番目[検索の型]: 完全に一致する値だけを検索;FALSE

組版の素材データ編集で、自分でこの技を使う場面はあるのか? いまのところ、具体的なイメージはありません。カタログ系の仕事で仮にあるとしても、実際には、社内のプログラマーに丸投げで依頼してしまいそうな気もします。

~おまけ~
「組版 Excel 関数の検索結果で、DTPサポートサービス- XML活用講座の1つめ「Excel関数 VLOOKUPの使い方(SCREENクリエイティブコミュニケーションズというページを見つけました。ExcelデータをXMLなどの構造化テキストに変換する前処理で、VLOOKUP関数を使うこともあるということでしょうか。

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