48. 書籍の価格表示
- 2014年07月25日
- その他
消費税率変更に伴い書籍の価格表示も一部ルールが変わりました。以前は、原則として出版物への総額表示(税込価格)が義務付けられており、スリップのボーズ(上部突起部分)等に税込みの価格(=定価)が記載されていましたが、総額表示の義務が免除され、再版の際に総額表示を削除する指示をいただくようになっています。
総額表示をしない(税別の価格だけを表示する)場合は、消費者が税込価格であると誤認しないための防止策が求められており、以前から以下のような価格表示がとられていました。
最近、組版の現場では見ることのない定価の表現方法を見かけました。誤認のないシンプルな表現で、新鮮に感じました。(以前より「日本図書コード(文字表現とバーコード表現)実施の手引き」に例示されている表記に似たものがあります)
定価:本体○○○円
※税が別に加算されます。
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