270. 2021年カレンダーの祝日を訂正しておきましょう。


新型コロナウィルス禍により、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法等の一部を改正する法律により、2020年に続き、2021年も祝日の移動が行われました。この法案の成立が2020年の11月27日であったことで、2021年の今、世の中に出回っている手帳・カレンダー類のほとんどは祝日移動する前の古い情報で印刷されています。卓上カレンダー等で、誤った情報が目の前にあると、スケジューリングに間違いが起こる可能性があります。今の内に訂正しておいた方がよいでしょう。訂正が必要な月は、7月・8月・10月です。

◆7月

7月19日 海の日⇒平日に

7月22日 海の日

7月23日 スポーツの日

◆8月

8月8日 山の日

8月9日 振替休日

8月11日 山の日⇒平日に

◆10月

10月11日 スポーツの日⇒平日に  ※ここも忘れずに訂正!

意外に思われることもありそうですが、2021年2月現在で、書店で売られている「4月始まり」の手帳も、祝日移動が反映されずに印刷されています。各出版社のHPでは、2020年9月1日時点の情報を元にしているため、祝日改訂前の情報が掲載されている旨が、アナウンスされています。

***

ちなみに、組版の現場のグループ会社が年末・年始にお配りしたオリジナル壁掛けカレンダーは、祝日移動後の正しい情報となっています。2020年12月に制作・印刷されたもので、法改正による祝日移動が反映されているという、レアなものとなっています。

 

~おまけ~

2020年の鬼滅ブームのおかげで、手帳の付録「年齢早見表」干支・十干の漢字「癸(みずのと)」が読めるようになりました。これで、「癸」を「発(はつ)」に似た漢字呼ばわりしなくてすみそうです。2023年の干支が「癸卯(みずのとう)」となります。

 

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