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193.「*.docx「*.docの違い


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組版の素材として入稿してくるMicrosoft Wordのファイルの形式は、今で「*.docx(ドックエックスが主流です。ただし、古いWord 97-2003文書「*.docも、ときどき見かけます。標準のWord文書「*.docxであるWord 2013(Windows 7でも、名前を付けて保存をすれば、古いファイル形式「*.docにすることも可能ではあります。

このファイル形(拡張子の違いについて、DTPや校正・編集の現場では、どんなことを知っているとよいのでしょうか。

「*.docxから画像ファイルを一括で取り出
「*.docxファイルは、XMLベースの形式&ZIPの圧縮技術で保存されているものなので、次のように画像を1つ1つのファイルとして取り出す手法が知られています。

「*.docxを解凍する

.docxファイルを選択した状態で、右クリックのメニュー等で解凍ソフトを起動して解凍します。拡張子.docxを.zipと変更しておくと、ダブルクリックで解凍できます。
⇒元のwordファイル名のフォルダ内の、wordフォルダ-mediaフォルダに1つずつ画像がファイル化されます。

ただし、Word上でトリミングしているものは、貼り込まれた元の画像がそのまま画像ファイル化されます。

◆フォントが違(=字形が違う
原稿作成(画面およびプリンタに表示されてい(であろう漢字の字形が想定できます。それが、DTPで組版する際の初校では、使用フォント次第で原稿と同じ字形になるのか、違うものになるのかを想定しつつ校正が行なえます。

「*.docx:JIS2004字〔例葛 人“人:Nフォントを使え「原稿=DTP
 Nが付かないフォントを使う「原稿≠DTPとなる字がでてくる。校正で字形の変更の指示が入るかも。
「*.doc:JIS90字〔例葛 ヒ“ヒ:Nが付かない・・・・フォントを使え「原稿=DTP
 Nフォントを使え「原稿≠DTPとなるが、JIS2004字形になるのが正しいとする編集方針もあるでしょう。

◆InDesignに読み込むとき「*.docxでの不具合
読み込むInDesignのバージョンによって(CS4やCS5の時代?「*.docxの図版が貼り込まれた行のテキストの一部が消えてしまう、ルビ付きの親文字ごと消えてしまう等の事例が過去にありました。そんな不具合を回避するために、事前に文字直し等をする場合「*.doc形式にしておくこともあります。

~おまけ~
游明朝
Office 2016から、標準フォント「游ゴシック「游明朝になりました。入稿データでも、このフォントが使われているのを時々見かけます。まだ、古いWindows 7・Office 2013等を使用している方々への便宜として、Microsoftのダウンロードセンターで、無料「游ゴシック 游明朝フォントパックが提供されています。

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